2012年9月29日土曜日

日本人の知らない隠れスポット in チェンマイ。

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現在はインド、コルカタ。


トゥクトゥクのおっちゃん。


珍しくトゥクトゥクに乗りました。この笑みの理由は。。。。

集合場所に向かおうとトゥクトゥクに乗り込んだその時、バイクが猛スピードで僕の後ろを駆け抜けていきます。

光る腕時計を残して。

顔を見合わせる僕と運転手。ゆっくりと彼が拾い上げます。僕はその一挙手一挙動をじっと見つめます。
僕はタイ語はわかりませんが、その後に彼の放った言葉は確実に理解できました。

「ちょうど時計がなかったんだよ。」

「うん、、、それはきみのだよ。」

期待を裏切らない行動に僕も笑って答える。
そしてその後ふたりのよくわからないテンションので撮った写真です。
仲良くなった僕ら、「また乗りたい時は俺に連絡しろよ!」彼が名刺をくれました。






バンコクではバスやタクシー、電車を利用し、チェンマイではソンテオという乗り合いタクシーをよく利用していました。




日本人の知らないチェンマイの秘境。


チェンマイから北に40kmのところに、国立公園指定されているダムがあります。
水辺のサイクリングスポットを探していたら偶然見つけた英語だけの情報に可能性を感じて、日本語情報のなさにも影響されて行くことを決めます。

心強い友達とともに。

「どんな手段を使ってでも絶対行ってやる。」
そう決めたはずの僕はいつのまにか台湾人の友達のバイクの後ろ。
昔の彼女の誕生日に箱根に行った時も、フィリピン留学で郊外に連れ出してもらった時も、コムロイを探していた時も、女性に運転してもらう横や後ろにちょこんと座っていました。

帰国後なるべく早く免許を取得すると誓います。本当に恥ずかしい。。。





迷った時はアイリンがタイ語で道を尋ねます。
ただ道を訪ねるだけだったはずが優しいおじいちゃん、おばあちゃんとの会話で弾みます。
だんだんと陽がかたむきオレンジ色が空を色付けてきました。


ダムの岸にいくつかのレストランを横目にいざ乗り込んでダムの奥に進みます。
ボートを操作するおじさんがいい味を出します。



風を切るボートの先端に立ち、両手を広げて立ちました。
船がバランスを崩せば湖に放り出されますが、そのリスクと引き換えに最高の自由を手に入れた気がしました。
あの時の感覚は忘れられません。
自分の人生を自分の力で切り開いている実感と、前に突き進む感覚。
絶対にお金では買えないもの。

岸も全く見えなくなり、陽も落ちて現実世界から隔離されていきます。
違う世界に迷い込んでこむかのように。


湖に浮かぶゲストハウスのような質素なホテルがひっそりとそこにありました。
温かいライトを湖面に反射させ、ゆらゆらと漂わせます。

しんっと静まる世界で少し豪勢なディナーを。
夜の21時には灯っていたライトがその役目を星や月に託します。
天の川まで見渡せる星々に、一匹の蛍と何個かの流れ星が夜空を飾りました。
ゆっくりと夜は更けて行きます。



明日の記事は、早朝のダムの記事を書きます。
綺麗な写真が撮れたのでぜひ見てくださいね。

今日も読んでいただいてありがとうございました。
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2012年9月28日金曜日

Cafe DinDee*

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滋味なカフェ。


チェンマイ大学ミュージアム敷地内に日本人の経営するとても滋味深いカフェがある。

途中の道にいっさい看板とはなくて、とても見つけにくい。

知らない人が偶然ここを見つけて立ち寄ることはなかなかなさそうだ。


名前は"Cafe DinDee"


お店の雰囲気は感じていただけたでたかな?

土の壁が作り出す独特の温かみと雰囲気、エアコンのいらない涼しさ。

ひとつひとつの椅子や机がまるでここにあるために作られたかのように、凛とした存在感を醸し出す。

置かれている雑貨やクッキーなどのお菓子。

オーナーのあゆみさんのアーティスト友達が生み出す作品や

あゆみさん自身が気に入って、買い付けているチェンマイの雑貨など、ここでしか手に入らないものも。



よい土から自然と綺麗な花が咲くように。


この写真はDinDeeカフェができる前、あゆみさんがこの建物を見つけて惚れ込んだ時に撮影された写真。

チェンマイ大学に隣接した美術館の脇に見捨てられたようにあったこの土作りの建物。

今はこの建物自体があゆみさんとの出会いを喜び温かく輝いているように見える。


あゆみさんはもともとカフェを作るつもりなんかなくて、HIVの子供を支援するNGOに長く務めたあゆみさんは

"人が集うコミュニティ"をつくることが目標だった。

人が集うための方法として、料理を出し、お茶を出していくにつれていつのまにか今のような雰囲気になっていったよう。


"この空間からいろんな人がつながって、いい関係が育つように。"

DinDee (良い土)に込められたあゆみさんの想い。

この言葉って、コミュニティの本質を的確に表現していると思う。

ここに引き寄せられる人がどれだけ多いことか。

「あの言われたクッキー作ってみたんだけどね。。。。」

「この人は私の友達でね、、、、」

そんな会話がお客さんとあゆみさんの間で交わされて、僕の好きな雰囲気が生まれてた。



 "それぞれのテーブルから関係の芽が出るように。"

そんな想いからか、植物が優しくひとつひとつのテーブルに置かれてた。



DinDee Cafe は始まって4年の月日が経つ。

始めた当初は"病院の通訳"の仕事と両立していたあゆみさん。

それでも自分のお店に一日中いられないのがジレンマで去年からカフェ一筋に絞った。



"自分の内の時間を大切にしたい。"


そう語るあゆみさんは休日は市街から40km離れた山奥にあるお寺に、お坊さんの説法を聞きにいく。

マーケティングとかそういうものに時間はかけない。


「知ってくれた人が来てくれればいいかなって。」

だから道にいっさいの看板もなかったんだなあ。

僕の大好きなメニューは特性チャーハンに、冷や麦。

パイナップルやトマトが入ったチャーハン。


 
これ日本帰ったら自分のものにする。


お店の猫も奪いにくるくらいだから味は本物ですよ。

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良い土から自然と綺麗な花が咲くように。

魚を飼うことは水を飼うことと言われるように。

居心地の良い空間からは自然と人間のいい関係も育ちます。

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今日も読んでいただいてありがとうございました。
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2012年9月27日木曜日

遊び心、魔法、ラテアート。

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前回も書かせていただいた、Akha Ama Coffee*
カフェ好きな方、コーヒー好きな方はぜひ見てください!!




一杯に魔法遊び心を。


カフェの居心地もスタッフの温かさも大好きになってしまい、足繁く通った。

スタッフのジェーンとも仲良くなって、僕が年下だと知って驚いてた。


通うたびに、ここではカプチーノを注文。一杯40バーツ。(約120円)

ジェーンの芸術的なラテアートを心待ちにしてる僕。

「今回はどんな模様かな。」

その芸術の域に達するラテアートがどのようにできるのか、

カウンターの中にいれてもらってそっと横からのぞかせてもらった。

少し日本語が話せるジェーンはいつも簡単な日本語で話しかけてくれるけど、

笑わせてくれるジェーンの横顔もその時ばかりはプロの顔つきに。





カップをかたむけて、しっかりと握る。

最初は勢いよくカップにミルクを注ぎ、カップの中でミルクとエスプレッソが混ぜ合わさる。

カップの7分目まで注いだところから、あっという間の"魔法の時間"がはじまった。

ミルクの注ぎ口を最初は早く、次第にゆっくりと左右に振ることで波のようなミルクの波紋は重ねられていく。

目指す形はその波紋を重ねる量、スピードで変わり、最後に注ぎ口を縦に線を入れるように動かしてできあがり。

これはあくまで僕が見て、僕のあたまの中で考えた僕の解説なので、間違いがあるかもしれません。

言葉ではなく、カフェで働いてる方などは写真を見ていただければ、その手順を想像できますか?


簡単ではない遊び心。


一緒に行ったみほさん。

ジェーンが前に、カフェに行った時にある言葉をかけてくれた。

「次来たら、ラテアートあなたもやれるよ。」

冗談だったかな。僕、ただの初心者だしなあ。

「僕、ラテアート挑戦してもいい?」

「おーけー、いいわよ。」

ちょっと緊張してかけた言葉に、あっさりと笑顔と返事を返される。

緊張してカウンターの中に入る。

大きくて高そうなエスプレッソマシーンに迎えられるのは、まるで社長室やなにか職人のそばに近寄るような感覚。

緊張はしていたけど、あたまの中にイメージはある。

ハートやリーフ模様の作り方もばっちりだ。



「どこがばっちりだ。。。。」

あたまのイメージと違い、急に命令を聞かなくなったような手の動き。

ジェーンの指示を待って慎重になる自分。

エスプレッソとミルクは内側で混ざるだけで表面の動きが全く出ない。

そのまま注ぎ続けているうちに、魔法をかけられるはずの時間が終わる。


"知っていることとできることの違い。"

"知っている"もだいぶ怪しいけど、自分の軽薄さに恥ずかしさが増す。

席にとぼとぼと戻って、見本に作ってもらったコーヒー、自分で作ったコーヒーを啜る。

入れ方によって味も変わるのかもしれないけど、大好きなここのコーヒーの味が僕をなぐさめてくれた。


"あまかった。"

病的な甘党である自分がブラウンシュガーを入れすぎたコーヒーのことではなくて。。。

飲み終わると、YouTubeを見るために持ってきたパソコンを開く。

自分の失敗を思い出しながら、動画との違いをひとつづつ確認していく。
飲み終わったカップ、水のはいったグラスを両手に持つ。

水の表面の動きははっきりと確認できないけど、注ぐ勢い、手の動きを何度も何度も確認する。

「もういっかいやっていい?」


ちょっとさまになった。。。。。かな?

表面が動いたことに感動したけど、速い動きに焦る自分。

「最後にもういっかい!」



"やっぱりあまかった。"

コーヒーのことです。ブラウンシュガーをいれすぎました。

ジェーンに、どれくらい練習したの?って聞いたら一年だって。ごめんなさい。

コーヒー4杯飲んだよ。。。


ジェーンもアカ族出身で、いま22歳。

チェンマイに住んでいる日本人のお友達も多いみたいで日本人にとっても優しくしてくれる。

毎朝、コーヒーのテイスティングもしていて、味の識別のプロ。

ぜひ、彼女の笑顔に会いにいってみてください。


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幸せはすでに作られたなにかではなく、あなたの行動によるものである。 ダライ・ラマ

お店にの黒板にあった言葉。

すでにつくられた何かではない、という言葉の解釈は

社会に認められている価値観だけではない、ということかな。

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今日も読んでいただいてありがとうございました。

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2012年9月26日水曜日

ちいさな村と世界をつないだコーヒー。

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Akha Ama Coffee*

チェンマイの居心地の良さを醸し出す要因のひとつが雰囲気の良いカフェの多さ。

カフェ好きと言えるほどでもない僕ですが、大好きなカフェが東京の神楽坂にあります。

カフェ好きな方は何を持ってこのカフェが好きと判断するかはわかりませんが、

僕の場合は"常連のお客さんとスタッフの方が醸し出す自然な雰囲気"を見て好きになるのかもしれません。

用もないのに立ち寄って行く常連のおじいさん、

置いてあるギターを手にとってゆっくりと弦を弾く若者、

遠くから久しぶりに来たという夫婦。



一見、それぞれの暮らしにはつながりのなさそうな人たちが、

そのカフェでは親戚やご近所さんのように語りだします。

「あの人はいまどこにいるか知ってる?」

「もうとっくに引っ越ししたよ。今はあそこにすんでいるらしいよ。」

「あの音楽会はよかったわよ。」

その会話を聞きつつ、近くから眺めていたことがあります。

まるで映画のワンシーンのようで、引き込まれていた自分がいました。

そういう空間が作られるところを僕は好きになるんだと思います。


以前にも紹介した世界一周者のノリさんという方が紹介していたカフェ。

そのひとつが"Akha Ama Coffee"(アカ・アマコーヒー)

山岳民族であるアカ族、その村で作られているコーヒー豆を使って営まれてて、

お店の名前は「アカ族のお母さんのコーヒー」という意味。

現在で3年目を迎えるこのお店はその豆とともにすでに世界に知られたお店。

ヨーロッパの世界でも美味しいコーヒー豆を選ぶ大会には2500ものエントリーがあるなかで、

2010年〜2012年の間の3年連続で素晴らしい豆21選に選ばれています。

世界に認められるこのお店ですが、賞を受賞したことをお店の雰囲気はまったく強調しません。

お店にある写真がアカ族とコーヒー豆のつながりを優しく教えてくれます。



 アカ族の心こもったひと粒。



タイでコーヒー豆?僕は正直、そう不思議に思った。

僕も詳しいことはわからないけど、タイ北部の気候環境にはコーヒー豆が育つのにも適している学術的な根拠があるらしく、

それにあいまって、昔から山岳民族が育ててきた知識と手法が活かされた。


店長である、リーさん。彼自身がアカ族出身。

リーさん家族や顔を知るその村の人々が作るコーヒーを挽いて、このお店でふるまれる。

その背景を知りながら挽くコーヒーの豆。

挽く際にでるのは、香りだけではなくアカ族の人の想いもあるのかもしれません。

それもまたお店の雰囲気になるのだとおもいます。

僕にそれを評価する舌も、味に感想を述べる責任もありませんが、

大事に飲みたいと思いながら飲む一杯にいつもより多くの味覚が反応します。



年に3回ほど、アカ族の村を訪れて豆の収穫をするツアーがあるみたい。

そこまでしたら、味に自分の想いもこもって他のコーヒーは飲めなくなりそう。

その価値は時代とともに変わってきたとは思うけど、時代とともに世代で受け継がれてきた

アカ族の大切にしてきたものがいま少しづつ世界に広がり、多くのひとの心をつかんでいるんだなあ。



 passionの源。

僕がお店でコーヒーを飲んでいると呼んでくれた。他のお客さんも集まる。

フランスのアンティークな雰囲気の漂う装置で、コーヒー豆を挽く。

取り出すとリーさんの笑顔とともに優しい香りが溢れでた。

コーヒー豆を充分に蒸らしてからろ紙の真ん中にゆっくりとお湯を注ぐ。

それが、美味しいコーヒーを入れるコツ。


丁寧に丁寧に濾過されたコーヒーを少しずつコップに分け、味を確かめる。

味はとっても酸っぱいような味。僕にこれを表現する言葉はないけど、

リーさんが説明してくれた舌のサイドに広がる味を僕も感じることができた。


タイでダントツのイケメンに会いました。徳井よりイケメン。

日本語もちょっと話せて笑いかけてくれたり、英語でリーさんの言葉を説明してくれたり。


またリーさんが別の抽出機を使ってコーヒーを濾す。

作業がはじまってから終わっても、リーさんのコーヒーに関する説明は終わらない。

タイ語で話していたから僕に理解はできなかったけど

その表情から読み取れるものが多くあった。


ノリさんのブログにもあったように、リーさんはいい雰囲気を作り出すプロだった。

周りにいた僕、スタッフ、お客さん全員の視線が彼に自然に集まる。

そして、彼が語り、笑いかけ、心地よい雰囲気が波のようにひろがる。

彼はいま、カフェのエスプレッソマシンの前に立つのではなく、

アカ族の作るコーヒー豆の感動をもっと世界と分かち合うために仕事をしてる。




僕は彼の仕事を知っていくに連れて疑問も生まれた。

北方民族の彼がどうやってこのお店を開くまでいたったのだろう、

階級社会のタイで低い階級にみられる北方民族出身ということはどう影響するだろうか。と



アカ族にお金があるとは言えない。

村を代表してひとり大学に送り出してもらった人物がリーさんで、

「他の友達は行きたくても行けない」現実に当時は責任感を感じていたらしい。

そりゃ、そうだよね。

英語を専攻し、卒業後はNGOを経てコミュニティの開発を経験します。


常に自分の村に何ができるかを自問自答の日々。
そこで出会えたコーヒーというアイデアが見事に花開いた。


アカアマコーヒーのロゴはリーさんのお母さんがモデル。

彼の情熱とモチベーションは、"村の生活の質を向上させること"

その助けになることが、彼の幸せ。

知識や経営スキルのない状態からはじめ、階級社会の影響も見えないところであったと思う。

それでもアカ族の作るコーヒーの味が、リーさんの醸し出す人柄が人を惹き付けて、

人が集まるいまがあり、これからも成長していくんだろうな。

サイトを紹介します。
Akha Ama Coffee*

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味わうことって美味しいとか、まずいとか

そういう次元のことを表すのではないと思います。

もっと、なんというか経験みたいな、

その場での答えを出す判断が必要なのではなくて

味覚を使うことで人生をより豊かにする機会

それくらい気負わずに大切にするのが

ちょうど良さそうです。

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2012年9月25日火曜日

物語の登場人物のような。

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物語の登場人物のような。


僕らのトレッキングは無事に終わり、それぞれのゲストハウスの前で別れを迎える
思い返すとみんな個性があってまるでひとりひとりがどこかの冒険の物語の登場人物のようだったな。

トレッキングのメンバーを忘れないようにここに書き残す。
 

彼らはみんなベルギー人。

飛行機で会って、そこから一緒に行動しているらしい。

黄緑のタンクトップがサラ。

姉貴!って呼びたくなるくらいたくましくて、ハキハキしてて、それでいて気遣いもできる女性
もうひとりの女の人の名前は忘れちゃった。

サラとは対照的に比較的静かなんだけど、盛り上がる時は一緒で、そばかすがきれいな人。

男子はブロンドがジョネス。

短髪なのがエディーって書いた服きてたからエディー。

彼らは28歳くらいで、"沈黙"という大人の魅力を兼ね備えてた。

ガイドにいろいろ質問したりして、おかげで僕じゃ聞けなかったことも知ることができた。

久しぶりに自分の写っている写真使います。珍しくちゃんと目を開いているので。

僕とみほさんは置いておいて、一番後ろのガル。

彼女はイスラエル人らしく天真爛漫な性格の女性。

瞬きの数と同じくらい写真をとってたから、いつも最後尾。

はぐれてしまうのではないかと僕もかなり気を使って前と後ろの中間を保ってた。

歩いていると後ろから突然「JUN~~~~!!」と聞き慣れたはずの、

聞き慣れない"僕の名前"が聞こえて走って戻ると、ガルは眼鏡を落としていて

それをぼくが拾って助けた。

イスラエル人の友達がいる僕は親近感を感じ、仲良くなっていくに連れていつのまにか彼女の専属カメラマンにもなってたなあ。。。

そのカメラはいまどこかの川を魚と泳いでいるんだけどね。

イアル。

家族一緒にこのツアーに参加してて、彼らもまたイスラエル人。

兵役を終えてたくましい身体。

トレッキング中の家族共有の荷物は彼のでっかいバックの中。

遅れるパパを気遣って一緒のペースで歩いたり、優しいこころの持ち主。


イアルの両親。

漫画に出てきそうなパパと、訪ねたらいつでも優しく迎え入れてくれそうなママ。

ママがみんなのために買ってきくれていた果物、美味しかったな。

パパは生物学者らしく、僕が見つけた虫を子供みたいに興奮して説明してた。

太った身体で険しい道を登ったり下ったり。正直きつかったはず。

それでも顔に浮かべた汗を輝かせるくらい、いつも陽気で笑顔を見せてくれてた。



そして彼が、お調子者のガイド。悪い奴ではないけど、ただちょっと気遣いが足りないやつ。

「元気ですか?」「大丈夫ですか?」「ドラえもん!」

冗談行ったり、日本語で歌ったり。みほさんを切れ気味まで追い込んでた。


問題は1日目の途中から際立ってきた。

ガイドとして時間通りにスケジュールをこなしたい気持ちはわかるけど、

このグループには太ったパパ、写真撮るのが大好きなガルがいる。

距離が離れすぎて分かれ道で道がわからなくなり、はぐれてしまうこと。


ちょっと置いていかれるパパ。

「私は太っているからね。」そう言って笑うけど、ガルは先を急ぐことに不機嫌になる。

それを見てサラはガイドに「ガルを休ませてあげないと。。。。」といって、ガイドのお腹を軽くパンチ。

もちろん冗談まじりだけど、はっきりした物言いはかっこよかった。


ちょっとその後、ガイドの元気がなくなった。お仕置きタイム。

そこで僕が「大丈夫?元気?」と笑って大きな声で話しかけてみたら、彼もすぐ機嫌を戻して、僕の親の時代の歌であろう日本の歌を熱唱し始める。

こんな感じでバランスを取り合っていました。


トレッキングが終わった時に、サラがパパに優しく問いかけてた。

大変だったでしょう?辛くなかったですか?」と。

「いやあ、すごくたのしかったよ。」 最後までパパらしかった。



サラはいつでも絵になるような女性のかっこよさ。

トレッキングが終わった後もフェイスブックでメッセをくれます。

「忘れないでね、ベルギーにいつ来てもあなたを歓迎するわ。」


たくさん語り合えたわけではないけれど、このグループのみんなが作り出す雰囲気が大好きだった。



大きな身体に身を委ねて。


今でもちょっと信じられないけど、ゾウに乗りました。

トレッキングのツアーの中にゾウに乗る体験が含まれていたから。

僕は動物園があまり好きではなくてゾウをみても興奮もしないけど、

目の前にいるゾウに乗るとなると気持ちもドキドキしだす。

硬い皮膚、それでいて生きているものの皮膚。

足をかけるのを謝りながら飛び移る。

のそのそと急な道も頑張って登ったり、お腹がすいていたからか途中で、植物に近寄りすごいパワーで引っ張り上げてたべたり。

ものすごい量の植物がもぎ取られる音は凄まじく、穏やかな顔のゾウのちからを思い知らされた。


ガルの乗ったゾウは親子ゾウ。

ぴたっと寄り添う姿はとても愛嬌があって、ガルもゾウの子供に夢中。

坂道で足を取られて転んでしまった時は、みんなで応援した。


バナナを買って、ゾウにあげる。袋の音で気づくのか、鼻はいつの間にか僕らの目の前に。

一回あげると止まりません。おねだりをしてきて、鼻息を吹きかけられます。

みほさんは、ゾウにねだられるままにバナナを献上していました。



ゾウの宿舎で子ゾウにあげようとした時は、周りから3本の鼻がのびてきて息を吹きかけられた。

ちょっとだけゾウが嫌いになったけど、やっぱりかわいい。

ゾウに乗った後、ゾウのお土産品を見るたびに買いたくなったけど我慢。

 みほさんはゾウに取り付かれたようにゾウのポーチを買いあさってたけど。

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生きていれば、たくさんの人に出会います。

自分より頭のいい人、運動のできる人、魅力的な人。

でも、例えどんな人が自分の人生に登場しても

自分の人生の主役は自分以外にいません。

登場人物は他の人の人生の主役にはなれません。

でも、それを忘れている人はたくさんいて

他人を自分の人生の主役に仕立て上げる人がたくさんいます。

それはどこか逃げているんじゃないでしょうか。

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