2013年1月24日木曜日

"Give and Take"

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ニューイヤーパーティーに向けて、不思議なカクテルをふたりで作った。

スウェーデンで起きた盗難事件の後には、嬉しい事、楽しい事が続いた。

スウェーデンで暮らしに染まり、生活習慣を楽しめたのは、"グスタフ"がいたおかげ。


グスタフとの出会いは大学1年の頃の春休みだったと思う。

とある学生団体の国際交流イベントで知り合ってから、何回もコンタクトをとるようになった。

スウェーデンの事には関心があったからか、すごく親しみやすかったし、

グスタフの性格がゆったりとしていて、アニメやゲーム好きで気があった。

そして日本に来てまだ日が浅かったにも関わらず、日本語がとても上手だった事が印象的だったのも覚えてる。

なんせ、その頃の僕は英語なんて話せるレベルではなかったんだから。。。

僕のうちでパソコンゲームもやったし、いろんな僕の友達と一緒に飲み会もしたし、祭りにも一緒に行った。

待ち合わせが大変で、1時間近くおなじ駅で探しまわったり、

グスタフがなにかの集まりに寝てて来なくて、本気で謝ってきたり。いろいろあったな。

彼の日本語学校にフリートークのボランティアにも行って、僕のなかでどんどん世界が近くなってきたんだ。


はじめて"友達"としてちゃんとした付き合いが出来た外国の人が彼だった。

"日本を好きになってもらいたい"

この言葉は僕の大切な人がもともと使っていた言葉だったけど、いまはすでに自分の想いに深く深く染み付いてる。

グスタフが飲んでる謎のドリンクの材料。

グスタフが日本にいた約2年間くらい。

彼の元にスウェーデンから友達がたまに遊びにきていた。

そうなると僕にも声がかかってきて、また別のスウェーデンとの"つながり"が出来た。

左がアレックスで、右がグスタフ。

世界を旅して、最後に日本の友達の元にたどり着いたアレックス。

彼とは一緒に僕の家の近くにあった温泉に連れて行ったり、沖縄風居酒屋で友達と飲んで、

楽器を演奏して、「変なおじさん」の歌を歌って楽しんだ。そして、イケメン。

スウェーデンではアレックスの一人暮らしの家に遊びにいって、おいしいごはん食べて、ゲームしたり映画見たり。

「じゅんが僕を楽しませてくれたように、僕ももてなしただけさ。」

素直に嬉しかった。日本に来てたあの時聞くよりも、数倍嬉しかった。

僕と名前忘れちゃったテンションハイないい奴とラズムス。

写真だと一番右のラズムスも日本を尋ねてきた。

ラズムスとは一緒に大江戸温泉に行って、日本のレトロな雰囲気を楽しんだ。

スウェーデンでは、彼のホームパーティーに混ぜてもらった。

音楽をガンガンならし、女の子たちは踊って、世界中のいろんな銘柄のビールを楽しんで、、、

なんか海外ドラマの中にいるような感じの体験。


そんな騒々しい音楽の中、「日本での体験はほんとに良かったよ。」ってラズムスも言ってくれた。



初めて会ったみんなもすごいフレンドリーで、その場の雰囲気にも一気に溶け込めた。

落ち着いた雰囲気でお酒を飲むのは好きだけど、

ハイテンションでさわいで飲むのも若いうちに思いっきり楽しみたいなと、

そう心底思った、なんだかんだ忘れられない夜。


カールは絵がうまくて、楽器も弾ける。

スウェーデン出国近くになって、グスタフ色に染まったのか、パソコンゲームにちょっとハマっていた。

そして出国前日、そのゲームを全クリして向かった先は年越しに一緒に騒いだカールの家へ。

お酒を飲んでトークしかしなかったけど、それがまた、たわいもない真剣なトーク。

僕に気を使って全部英語で、しかもみんなペラペラ。スウェーデンでは小学3年生から英語を習うらしい。

聞くのに集中するので精一杯だったけど、会話の内容を楽しんだ。

それにみんなワンピースやNARUTOを知っていて、"ビンクスの酒"を僕より日本語で歌えたり、忍術の印ができたり。


最後の楽しい夜、帰宅したのは夜中25時。

次の日、お昼くらいの飛行機だからそこそこ朝も早いのに、ちょっと酔っての帰宅。

スウェーデンでの遊びは、ガッツリ海外の同世代の遊びに混ぜてもらえた貴重な経験。

なんか人生の楽しみの幅が広がった気がするし、スウェーデンにたくさんの友達を作ってしまったから、

また彼らに会いに、一緒に騒ぎに、この国を訪れたい。

きっと僕の人生に深く関わる国になるんだと思う。今後の人生の楽しみのエッセンスがここにも出来た。



アレックス以上にグスタフもまた、僕が彼にたくさんの友達を紹介したように、

スウェーデンのたくさんの友達と、文化と、生活とを教えてくれた。

グスタフの温かい家庭にも迎え入れてくれた。

"GIVE" 僕の与えたものは、とっても大きな "TAKE" になって返ってきた。

そして今はまた僕がお世話になった分、グスタフに、グスタフの家族に、グスタフの友達に

また別の機会で"GIVE"を続けていきたい。

一生続けたい関係って、自然とその繰り返しで続いていくのかもしれない。

ありがとう、グスタフ。これからも一生よろしくね!

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帰国したら会えたりできる関係も作ることがひとつの夢です。




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