2013年1月19日土曜日

"盗難"されて"得たもの"。

〜個人的旅ハック〜
旅で英語が出来なくてもいいですか?—ダメです。  世界一周ブログ注目記事3位、旅×英語の僕の意見。
日本人宿は好きですか嫌いですか?   海外で日本人が集まる。。。どう感じますか?

〜想い〜
愛はいつも行動の中にある。  昔の恋愛で見えなかったことがすこしづつ見えてきた時。
インドなんて嫌いだよ。    だれがこんな国をすきになる?。。。。。でも、僕は嫌いになれなかった。
夢を見つけた時。       人は夢を探してるのに、本当に見つけたらどんな気持ちになるかな。ぼくは。。。

沈没しちゃえよ、海外で。   日本にも沈没してる人っていっぱいいるよね。その本質はなんだろう?

ある世界一周者のブログの文章。 
僕が世界一周ブログを書くにあたって考え方を参考にしたブログ。
僕のブログが終わる時、僕自身がこんな人間になっていたいし、読む人にもその考えが伝わるように。 

あの日、前の恋人とした約束。
自分の夢はきっと"自分の大切にしてきたこと、大切にしたいこと"を心で知って、
それにそって丁寧に生きることでしか見えて来ない。僕にとってそれは大切な人を大切にすることだった。

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"スウェーデンにようこそ"

クリスマスを終えて、年末はスウェーデンで過ごすことにしていた。

ドイツから飛行機を乗り継ぎ、スウェーデンの友達の家のドアを開けた時、時計はすでに24時を回っていた。

暗さと寒さで増していた心のなかの不安は、友達と会えたことですぐに気にならなくなった。


僕らの出逢いは2年前までさかのぼる。彼は日本語の勉強をしに日本語学校に通っていた。

その出逢いのことはまた別で語ろうと思う。



次の日には早速、スウェーデンの首都ストックホルムの街に繰り出した。

200年以上前に建設された旧市街の街並みは独特の雰囲気を今もまだ放っている。


大砲の砲弾が壁にめり込んだままの建物。人ひとりが通るので精一杯な路地。

"魔女と宅急便"の舞台の参考にもなったとされるストックホルム。

決して大きな人口の国ではないのに、その独自な文化が生み出したアイデアや社会のシステムは

世界からも一目置かれる存在である北欧の代表的な国。

僕がいろんな意味で期待し、尊敬し、気がつくといまはもう関係を持つ国にまでなっていた。






そんな僕が訪れる前から好きだったスウェーデンで事件は起こった。

街を歩いて小腹が空いたということで入ったケバブ屋さんでのこと。



画像に映る真ん中の2人組の男。左下に映っている青い服なのが僕。


僕はここで、"自分の席の隣に置いておいたバッグを盗まれた"


その手口は監視カメラでひと通り見てみると、被害者の僕から見ても「プロ。」と言ってしまうほど。

僕の向かい側には友達もいた。それでも彼らは気づかれずに、荒い手口でもなく、バックを盗っていった。

バッグには国際キャッシュカード、クレジットカード、現金4000円、パスポートなどの貴重品が入っている。


現金が引き下ろせない。航空券が買えない。パスポートがないなら強制帰国。


それらがなくなった事実を受け入れようとすればするほど、同時に頭が真っ白になっていきそうになる。


犯人を追う?泣く?警察に連絡する?旅はどうなる?クレジットカードはどう止める?


状態が悪いことの方へとばかりが頭をよぎる自分がいる一方で、

こんなときこそ「強くいたい。」という強がりな自分もいると気づいた。

気を強く保たないと、現実が真っ白な世界に変わる。

そうなってはいけないと言い聞かせるように拳で胸を何度も叩いた。




そして僕はそのときに、"必死に強がること"を選んだんだ。


外の空気を吸い込んで、そのお店の中に戻ると僕の隣には友達がいた。

それは言葉にできないけれども、どれだけ心強かったことか。


そんな状況にあって、僕が笑えたのは、気を強く持てたのは彼のおかげだろう。

日本語で少し冗談や愚痴をこぼしたら、いつのまにか僕の焦る気持ちはなくなっていた。

その時にはもう「警察に連絡しないと、早くクレジットカード止めないと!」

いろいろ考えてくれる友達よりも、落ち着いてる自分がそこにいた。


「この出来事をどう自分の中で受け止めて、切り替えるか。」に僕の頭の思考は移り変わっていた。

そう考えている自分に、少し驚きつつも。





バックは奇跡的に戻ってきた。本当に奇跡的に。

その時にはクレジットカードも、国際キャッシュカードも止めてしまっていたが、

現金が盗られただけで、パスポートも思い出の品もバッグの中に残されたままだった。


バックが僕の手元に返ってくるまでにたくさんの人にお世話になった。

警察署まで連れて行って事情を説明してくれた友達のお母さん。

バックを引き取りにいく為に離れた街まで連れて行ってくれたお兄さん。

可愛さで笑顔をくれたお兄さんの子供のミラベル。

僕のバックを拾ってくれた方。Twitter経由で僕を見つけて連絡をくれた警察署の方。

スウェーデンで起きた嫌な出来事は、たくさんの人に助けられて、あたたかく支えられて、

僕にとって"嫌な出来事"としての記憶ではなく、スウェーデンを好きになる"記憶の一部"になった。



今回の事件で、僕はひとつの大きな大きなメッセージを受けとった。

僕がバッグ諸々を盗難されて気づいた、"一番怖かったこと"。それがどういう意味を持つのか。

それはクレジットカードでお金を使われることではなくて、

国際キャッシュカードでお金を引き下ろされることでもなくて、

パスポートを失い、"僕の旅がもう続けられなくなること"だった。


こんな事件が起こるとは思ってもいなく、スウェーデンまで旅してきた自分。

以前の記事で書いたけど、最近の僕は当てつけもなくヨーロッパの旅に、自分の旅に"不満"を募らせていた。

"日本に帰ってから何をやろうか"を考える時間ばかりが増えていた。

"旅を楽しもう"としていなかった。

いま僕が持つ"旅に出られているという幸運"を忘れていた。


そんな自分にこの事件が起きた時は、目の前に大きな壁がいきなり落ちてきたイメージ。

当たり前にあると思っていた目の前の景色が消えて、

当たり前にあると思って踏み出そうとした一歩の先の道がいきなりなくなっていた。

遅いのだけれども、そうなって強く強く「まだ旅がしたい。」と心から思った。

「旅がしたい、旅がしたい、旅がしたい。」そう必死にこころの中で繰り返してた。

さっきまで持っていたはずの幸せの意味を思い知らされた。





パスポートが戻ってきた時には、うさんくさいかもしれないけど本気で運命を感じた。

「神様がくれたチャンスだって。」

そして、ここに書いているように僕の心境の移り変わりや小さなことまで

あの時の一瞬一瞬を自分の中で言葉にして、大切にしようって。

「きっとこの経験は自分の大きな糧になる。」と、本気で信じられたから。


盗まれた直後、あのお店で必死に強がってよかったと思ってる。

あの時のそれが本当の僕の"強さ"か、それともただの"強がりか"はわからない。

あの時、"恐れのような何か"に負けてしまっていたら、僕はもう今頃日本にいるとおもう。

確かなことは、"今はあの時より強くなった"という自信があること。

"夜は夜明けの前に最も暗い時間がやってくる"

僕のこの世界一周という挑戦も終わりにきて、これは僕への試練だと思った。

絶対乗り越えて、笑顔で日本に帰るよ。待っててね。



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今日も読んでいただいてありがとうございました。
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