2012年11月9日金曜日

"沈没"しちゃえよ、海外で。

はじめて訪れていただいた方、いつも恩でくれている方ありがとうございます。
僕の旅エントリーのおすすめです。ぜひ、読んでみてください。
〜風景〜
また会いたくなるところ。   チェンマイにある日本人の知らないダムに浮いたゲストハウスの記事。
自分だけの景色を探して。   ダージリンで眺めた茶畑の美しさに目を奪われた。

一生一度の沐浴。       インド人と並んでガンガーに浸かる。一生に一度の経験。
瞑想のその先に。       インド、ジョードプルで瞑想に挑戦してみたときの場所が絶景。

ダハブな生活。        海に、街に、人に恋してしまうダハブの日常の魅力。

〜想い〜
時間と僕。          小さい頃、時間は友達だったはずなのに。。。いまは競争相手だ。
チャイのコップは投げられた。 コルカタで道を歩いていたら、、、どう受け止めるかの葛藤。
愛はいつも行動の中にある。  昔の恋愛で見えなかったことがすこしづつ見えてきた時。
インドなんて嫌いだよ。    だれがこんな国をすきになる?。。。。。でも、僕は嫌いになれなかった。
夢を見つけた時。       人は夢を探してるのに、本当に見つけたらどんな気持ちになるかな。ぼくは。。。


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「ここに長居したいなー。。。」

海外で居心地のいい街を見つけた時、優しく迎え入れてくれる宿を見つけた時。

本当にお気に入りのお店を見つけた時。

そしてなにより物価が日本よりも安いところであったなら。。。






なんどもなんども移動を繰り返す旅ではなくて、

なんどもなんどもすぐに"サヨナラ"を繰り返す旅でもなくて

どこか現地の人に知り合いが出来るくらいおなじ街に滞在して

同じ宿の変わらない天井の模様を眺めて"おやすみ"を言って

好きなお店のお決まりのメニューをランチに注文して

このまま安心して過ごしたいとおもうことがある。


タイのチェンマイやインドのジョードプル、エジプトのダハブが僕にとってそんな街だった。



それでも多くの旅人は見慣れてきたとおもった景色に"さよなら"をする。

次の"はじめまして、よろしくね"を言うために。



海外の安宿などに長期滞在する日本人を"沈没"していると言う。




"沈没"にもちゃんと定義があった。

遊びに夢中になって仕事や用事を忘れてしまうこと。という意味があることから、

長期間の海外個人旅行をしているバックパッカーなどが、

旅行の本来の目的である観光を中断し、一つの街への滞在を目的としてしまうこと—


バンコクではそのような人も宿で見かけたけどその他の土地ではそういった人を見かけていない。

もしかしたら僕みたいな旅人じゃ会えないくらい深い溝のなかにいるのかもしれない。



ダハブで水パイプを吸ってあたまがぼーっとして、横になって空を眺めた時、

正直、ぼくも本当にここにずっといたいとおもった。

強くおすすめはしないけど、日本の厳しい社会に疲れてしまった時に

"死にたい"とおもうくらいならここにきて、休んでいいとおもう。

家にひきこもるくらいなら海外のこういうところに出てきたらいい。

受け入れてくれる世界があること、

日本のような、社会という色眼鏡を通してあなたを評価するのではなく、

あなたという人間はどういうものかをしっかりみてくれる世界があるから。

バカみたいに世話好きで、人をほっとけない文化があったりするから。


こんな人生の楽しむ方法も生きていい方法もあるんだってぼくは学んでるよ。



よく考えると"沈没"ってのはただの言葉でしかなくて

目的を失う、または一カ所に滞在することが目的になってしまったことが

海外にいることでさらに批判される、というようなニュアンスが本質だとしたら

それはどこか別の問題を棚に上げている気がする。



「日本に住む大勢だっておなじじゃん。」



場所が日本のなかかそとかってこと。

目的のない人が、海外にでるとさらに"目的ありません"が強く表明されてしまうだけで

目的も定まらないで生きてる大人、大学生だっていっぱいいるじゃん。

いま働いてる仕事に意義を見出せない人、不満しか言えない人、

毎日誘われるがままに飲み会に行く大学生。

日本にいてなにか目的を探しているようで楽しさに逃げてる人。

日本のなかにも溢れてるじゃん、沈没。



"世界はあそび場。"

そう思えたら、そう割り切れた人間は強いとおもう。

人間を動かすのは環境やきっかけ。

だとしたら快適な空間から一歩もでずに生きられる日本じゃなくて

いつもの場所の、いつもの仲間だけじゃなくて

快適な領域をまたあらたに探して、出会いもきっかけもあるかもしれない海外に

飛び出してしまったほうがいいんじゃないかなと僕はおもう。

もちろん、日本でも機会は充分転がっている。


目的を持つことって難しい。それは夢を持つこととおなじことかもしれない。

日本で夢を持とうとする時に本当に難しいのは

"社会の目を、周りの目を気にしないこと"

例えばアーティストみたいに、自分らしさを全力で出して生きる人間に

おおくのひとが憧れるのに自分にはできないと諦める。(もちろん、向き不向きはあるけど。)

「そんな危ない道を渡るな。」って声がどこからか聞こえてくる。

「安定してる銀行員なんかどうだ?」って声が聞こえてきて

いつのまにかもっていたはずの本当の夢が違う何かにすり替わる。


僕がそうだった。



海外で宿に長期滞在する人は何人か知り合った。

でも、その多くの人は"目的"を持っていた。

音楽を学ぶ人、ヨガを学ぶ人、文化を学ぶ人、好きな人ができたこと。

海外にながくいる人は、いい意味でも悪い意味でも自分の気持ちに正直なひとがおおいとおもう。

社会の目を振り払って、自分の人生を生きている人が多かった。

繰り返すけど、いい意味でも悪い意味でも。


「自分の人生、やりたいことをやるよ。」



そう言うのは決して日本で生きづらいとおもって海外にでたひとだけではない。


反面教師でもいい。

学ぶものはそこにたくさんあるとおもうよ。

沈没じゃなくていいんだけどね。

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