2012年11月17日土曜日

パレスチナに閉じ込められたもの。

はじめて訪れていただいた方、ありがとうございます。
僕の旅エントリーのおすすめです。ぜひ、読んでみてください。
〜風景〜
また会いたくなるところ。   チェンマイにある日本人の知らないダムに浮いたゲストハウスの記事。
自分だけの景色を探して。   ダージリンで眺めた茶畑の美しさに目を奪われた。

一生一度の沐浴。       インド人と並んでガンガーに浸かる。一生に一度の経験。
瞑想のその先に。       インド、ジョードプルで瞑想に挑戦してみたときの場所が絶景。

ダハブな生活。        海に、街に、人に恋してしまうダハブの日常の魅力。

〜想い〜
欠けたもの、気づけたもの。  いざ世界一周に出て知った自分の弱さや本当に求めていたもの。
時間と僕。          小さい頃、時間は友達だったはずなのに。。。いまは競争相手だ。
チャイのコップは投げられた。 コルカタで道を歩いていたら、、、どう受け止めるかの葛藤。
愛はいつも行動の中にある。  昔の恋愛で見えなかったことがすこしづつ見えてきた時。
インドなんて嫌いだよ。    だれがこんな国をすきになる?。。。。。でも、僕は嫌いになれなかった。
夢を見つけた時。       人は夢を探してるのに、本当に見つけたらどんな気持ちになるかな。ぼくは。。。


世界一周ブログランキングに参加しています。
表現の役目はそれと出会う前と後で気持ちの変化を起こすこと。
ランキング1位目指します。応援お願いします。
にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ    にほんブログ村
ケータイの方は下の文字のクリックをお願いします。
スマートフォンの方はウェブバージョンで見ていただけるとより見やすくなっています。
画面一番下からどうぞ。





「ようこそ、パレスチナへ!」




雨が降るなかイスラエルの最終日、パレスチナ地区で過ごした。

エルサレムからバスで30分ほど、分離壁のチェックポイントに立つと

巨大な囚人の収容所かと思うような異様な雰囲気の醸し出した壁が見えなくなるまで続いていた。

雨が壁の雰囲気をさらに悲しく感じさせる。

ゲートのチェックを簡単に済ますと、タクシー運転手が迎えにくる。

「ようこそ、パレスチナへ。」

人のよさそうなタクシー運転手が話しかけてくる。人の温かい雰囲気に驚かされた。

掲げられる国旗はイスラエルのものではなく、パレスチナの国旗。

テレビで放送される遠かった世界の紛争のニュースがここから生まれるのだ。



当初はテロ組織、スパイの侵入を防ぐ目的でたてられるはずの"フェンス"のはずだった。

これが安全保障の"フェンス"という説明ですむだろうか?

家を破壊し、畑を奪い、仕事を奪い、交通を狂わせた。

つまりは生活を奪った。パレスチナの人々の生活基盤は

その他のイスラエル人の安全のために崩されてしまった。

パレスチナの人々はこれを"アパルトヘイト・ウォール"と訴えた。

2002年に着工され、高さ8m、全長約700キロにも及ぶ計画のその内壁を

近くで見つめた時に、手を伸ばして触れてみた時に

その場の雰囲気や空気がその周囲をとり囲まれたような孤立感と閉塞感に急に襲われた。

濃い灰色をした雲がさらに空にもふたをする。

「希望はどこにあるのだろう?」



パレスチナの人々の墓地をも気にすることなく破壊し、壁はたてられていた。

停戦時に決められたグリーンラインよりもさらにパレスチナに食い込んで壁はたてられる。

パレスチナ自治区に住む住人を少しづつ囲い込み、その生活基盤を破壊してこれ以上住めなくさせる。

生活が出来なくなった住民は他の土地に"自主的に退去"しなければいけなっていくだろう。

それがイスラエル政府の狙いだともいわれる。

ニュースでも取り上げているように、過激派の多いガザ地区では空爆なども行われている。

その騒々しく悲しいニュースの裏で静かに土地を去らなければ行けない家族がここにいるのかもしれない。



パレスチナの分離壁には世界中のアーティストが壁の撤去を求めたメッセージを絵にして訴えている。

有名なアーティストのひとりに、ロンドンの出身のバンクシーという人がいる。

ロンドンを中心に壁や建物に社会を風刺したようなものや、

ユーモアに溢れたイタズラ描きをテロ的に行っている。


この絵はイスラエル兵が少女に武器の所持をチェックしているところ。


武器を持つことの許されないパレスチナ人がイスラエル兵に向かって攻撃する姿。

その代償は"死"であることは覚悟しているとおもう。

そんなストーリーが壁に書かれていた。

普通に笑っていた父親が、いきなり娘に「さよなら。」を言って帰らなくなってしまう。



パレスチナに強引に移住しようとするユダヤ人家族がいるそうだ。

たったひと家族がそこの地区に住むだけで、それを守るために4000人のイスラエル兵がくる。

武器を持たないパレスチナ人の多く住む土地で、ライフル銃を持ってランニングするイスラエル人もいる。


花を手に持つ、投石しようとする人。




空を覆っていた雲が晴れて、天気が良くなってきた。

戦闘が行われているのかと思ったパレスチナ中心の町並みはとてもとても美しかった。

古い建物の町並みと驚いたことに有名なブランドショップが入っていたりもする。

そこでパレスチナのたなびく旗をみると、ここはイスラエルのひとつの街ではなく、

「パレスチナという国の首都だ。」と主張しているような気がした。


自分の国、いや、少し前までは何事もなく共に暮らし、通ってた道にゲートが出来た。

そして、自らの土地に入るにも出るにもチェックを受ける。



この男性の背中からみなさんはなにを感じますか?





天気がよく晴れて雲がなく、透き通った空を眺められるように、

この分離壁がなくなってもとのように向こうの丘まで眺められる日がくるだろうか。

イスラエル人のヘブライ語の挨拶の言葉、「シャローム。」は"平和"の意味。

その"平和"は誰にとっての"平和"なのだろうか。何を目指しているのだろうか。

平和の目指す先を確認する必要がイスラエルの人々にはあるんじゃないか。





イスラエル、パレスチナ、あの土地に住む理由はなんだろう?住みたい理由はなんだろう?

僕らの知識には遠く及ばない過去があったとしても、

戦いたくて、殺しあいたくてその地に住もうとしているわけではないことは誰でも知っている。

そこに戻って、解決策を探って行くことは出来ないだろうか。


いまはパレスチナに押し込めてしまった想いにもっと目を向けてほしい。


この壁を越えた時、僕は本当にイスラエルを好きになれる気がする。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
次の国はトルコです!

今日も読んでいただいてありがとうございました。
読んでくれる人のこころになにか残せるように言葉を探します。
応援のクリックで元気をください:)よろしくお願いします!
にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へにほんブログ村
行き方、場所などブログには詳しく書きませんので知りたいことがありましたら気軽にコメントしてください。できる限り力になります。
帰国したら会えたりできる関係も作ることがひとつの夢です。




0 件のコメント:

コメントを投稿