2012年11月5日月曜日

恋に誘う、青くて紅い海。

世界一周ブログランキングに参加しています。
この文章があなたのこころになにかのこせましたらクリックしていただけると嬉しいです。
ランキング1位目指します。

にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
にほんブログ村

ケータイの方は下の文字のクリックをお願いします。
スマートフォンの方はウェブバージョンで見ていただけるとより見やすくなっています。
画面一番下からどうぞ。

ダハブを満喫しました。
世界一周ランキング順位最高33位まで登りましたが下がってきました。
また応援よろしくお願いします!



「海に潜るから写真を撮ってくれ!」







久しぶりに海パンをはいて、フィリピンで買ったお気に入りのサーフィンウェアを着て海に飛び込む。

どこかのCDのジャケットにあったような水中写真が撮れた。

モデルは宿にいていきなりシュノーケリングに誘ってきたエジプト人。





カイロから12時間。シナイ半島アカバ湾に面する"恋するダハブ"に到着する。

キラキラした太陽の陽射しに、透き通ったブルーの海が反射して海も輝かせる。

考えてみれば世界一周初の海だった。

リゾートのように美しいのに安い物価。のんびりとした雰囲気。

"恋する"要素は十二分にこの場所に秘められてる。

この感覚は来ないとわからないけど、来たら絶対に感じます。






「あぁ、楽園だ。」ってね。






岸からすぐの浅いところにも珊瑚礁がひろがり、その後急に深くなるここの海はダイビングスポット。

特にヨーロッパから多くの観光客が集まる。

でも、日本人も負けていなくて僕の泊まる有名な日本人に人気な安宿、

セブンへブンホテルにはいま30人程の日本人がいます。

ダイビングライセンスを取得する目的で訪れたひと。

旅行のついでによってみたら"恋して"しまって長居してしまうひと。


僕は後者で、ダイビングはフィリピンで経験したし、この場所に目的はなかった。

そんな通りすがりの旅人をもここダハブは恋させようと誘惑してくる。

イスラエルに待つ友達がいなければ、僕はここに長居したに違いない。


魚が珊瑚のまわりをたのしそうに泳ぎまわる。

追いかけっこしたり、えさを探したり、間抜けな顔をしてみたり、ふらふら近寄ってきたり。


シュノーケリングで顔がしめつけられてるのに、顔がゆるむ。

聞こえてくるのは海のなかの波の音、自分の呼吸の音だけの世界。

どこまでも広くて、深い世界に怖さと好奇心を混ぜ合わせたような気持ちになる。

でも、その感覚が好きだ。


海のなかの流れに揺られれて動く海藻、優雅におよぎまわる魚たち、動かない貝たち、不思議な形をした岩たち。


いつまで眺めていても飽きない小さい頃からの僕の大好きで不思議な世界。


ダイバーやその練習をする人たちの呼吸が水面に向かって競争してくる。

触れるとかたちを変えるその泡とたわむれた。

ダハブの海底には"沈没船"があると聞く。

一定以上のライセンスを取得した者だけがそこにいけるらしい。

遠くに見える海の底から我先にと登ってくる気泡の先を眺めながらその姿を、

沈没船のロマンみたいなことを想像する。



僕は小さな頃からほぼ毎年のように海を訪れていた。

中学生になる前までは毎年夏に、仲のいい家族との海のキャンプを楽しんだ。

おおくのひとが海を好きだろうけど、僕の楽しみ方はちょっと人と違うかもしれない。

僕の海のイメージはビキニを着た綺麗なお姉さんがいる海じゃなくて

ゴツゴツした岩がたくさんある海。ビキニのお姉さんなんて全然いない。

ぼくの楽しみは、"魚や貝など海の幸を穫ること"だった。

モリを使ったり、ナイフを使ったりして穫る魚やアワビ、サザエ。

生き物との格闘が、僕のこころを小さい頃から魅了した。そしてその味も。

どう魚が泳ぐかを予想して放つモリ、岩にその姿を必死に溶け込ませるアワビ。

岩の隙間に隠れるタコ、強烈な目つきで睨んでくるウツボ。


僕があまり水族館を好きでない。ディスプレイに惹かれることはあっても

ケースに入れられた魚を見ても気分はあがらない。

それは海に住む生き物がありのままの自然のなかで生きている姿を知っているからかもしれない。



珊瑚の間を泳いでいたら、岩の隙間に大きな大きなフグを見つけました。

怒ると針をめいいっぱいのばしてきそうだけど、のんびりした顔がたまらなかった。


ダハブに"恋する"理由の大きなひとつ、青い蒼い海。

人間だけじゃなくて犬も猫も陽気にしてしまうこの街の雰囲気。

シナイ半島の厳しい自然環境に囲まれた、恵まれた海。



3日間だけ、ここに"恋"させてください。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

"恋するダハブ"いつ決まったかもわからないこの言葉。

でも確かにダハブはそういうところだった。

海に恋して、気候に恋して、集う人に恋をする。

訪れた人はみな、ダハブの恋人になって帰ります。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

今日も読んでいただいてありがとうございました。
応援のクリックをお願いします。

にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
にほんブログ村

行き方、場所などブログには詳しく書きませんので知りたいことがありましたら気軽にコメントしてください。できる限り力になります。
帰国したら会えたりできる関係も作ることがひとつの夢です。



0 件のコメント:

コメントを投稿