2012年11月14日水曜日

いつ彼らの"嘆き"が"笑顔"に変わるのかな?

はじめて訪れていただいた方、ありがとうございます。
僕の旅エントリーのおすすめです。ぜひ、読んでみてください。
〜風景〜
また会いたくなるところ。   チェンマイにある日本人の知らないダムに浮いたゲストハウスの記事。
自分だけの景色を探して。   ダージリンで眺めた茶畑の美しさに目を奪われた。

一生一度の沐浴。       インド人と並んでガンガーに浸かる。一生に一度の経験。
瞑想のその先に。       インド、ジョードプルで瞑想に挑戦してみたときの場所が絶景。

ダハブな生活。        海に、街に、人に恋してしまうダハブの日常の魅力。

〜想い〜
欠けたもの、気づけたもの。  いざ世界一周に出て知った自分の弱さや本当に求めていたもの。
時間と僕。          小さい頃、時間は友達だったはずなのに。。。いまは競争相手だ。
チャイのコップは投げられた。 コルカタで道を歩いていたら、、、どう受け止めるかの葛藤。
愛はいつも行動の中にある。  昔の恋愛で見えなかったことがすこしづつ見えてきた時。
インドなんて嫌いだよ。    だれがこんな国をすきになる?。。。。。でも、僕は嫌いになれなかった。
夢を見つけた時。       人は夢を探してるのに、本当に見つけたらどんな気持ちになるかな。ぼくは。。。


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敬虔なユダヤ教徒が"嘆きの壁"に向かって哀しみを唄う。

かつて神聖とされた神殿は破壊され、残ったのは外壁のこの部分のみ。

忍耐強いイスラム教徒がムハンマドの昇天したとされる地で祈る。

陽のひかりに反射する金色が眩しく、装飾の美しい岩のドームで。

信奉硬いキリスト教徒はイエスの足跡をたどり、その想いを分かち合う。

十字架を背負い登った坂、イエスが復活したとされるお墓で。



"エルサレム"という場所が昔から神秘的な場所であった理由は

それぞれの宗教の想いが集まった地であるからかなと思う。

時にうまく共生し、時に受け入れるのを拒みあったそれぞれの宗教。

ここを我がものにしようと争い流れた血の多さが、

人間の生み出した様々なストーリーが宗教の垣根を越えて、世界の人を魅了している。


イスラエル最大の観光地となっているエルサレム旧市街。

街はそれぞれの宗教や民族毎に住み分けがされており、

街の通りの雰囲気が歩いてるうちに変わるのに気づく。

タイムスリップを感じさせるような古い骨董品のようなものから、

装飾豊かなタイル、可愛らしいハンドメイドの民芸品、色とりどりのアクセサリー。

にぎやかな商人のかけ声に、値段を値切るやりとりに、胸が躍った。




豊富で、種類溢れる美味しそうなグミを見ているとおじさんが

「食べてもいいよ。」と促す。あれもこれもそれも。

次から次へと試させてくれて、そのひとつひとつの味が美味しいか嫌いかを伝えた。

そういえば僕は「GOOD!!」や「BAD!!」というのに彼とは言葉を交わしていない。

「おいくらですか?」そう尋ねてやっとわかった。




おじいさんは声が出ず、しゃべれなかった。




でも僕らは会話が出来た。

"きっと言葉によらない、言葉というものがあるに違いない。" 

大好きな本アルケミストのそんな一節が頭に浮かんだ。

「ありがとう!」最後は言葉より、笑顔で伝えた。


日程的に1泊しかできないエルサレム。

1泊の宿は旅人のあいだでも有名で、平和活動に専念するイブラヒムさんのハウスにお世話になる。

"イブラヒムピースハウス。"




寄付によって成り立つはずのこの家の家計は、いまは全然まわっていない。

キッチンも冷蔵庫にある食べ物も自由に使っていい。

インターネット環境だってある。

旅人にとってとても都合のいい宿であるこの宿は借金でまかないながら続いているらしい。

それでも訪れた客人をだれでも「Welcome!!」と受け入れてくれるのがここだ。



料理好きで、ディナーはみんなでテーブルを囲む。

肌の色、髪の色、目の色と人種が国籍が異なる人間が

それぞれ席につき自然と会話が生まれる。

もしかしたら彼はこれが見たいのかもしれないと思った。

「EAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAT!!」「FOOOOOOOOOOOOOOOOOOD!!」

っていうかけ声にみんな笑いながら集まるんだ。



ホワイトハウスでも講演をしたことのあるイブラヒムおじさん70歳。

部屋にはたくさんの写真と訪れ、ここを愛した多様な国の人からのメッセージがあった。

もっといたかった。お話を聞きたかった。でも、会えて良かった。

エルサレムの一泊の宿の最低は50シュケル(約1000円ほど。)に

ほんの少し気持ちを添えて寄付箱に入れた。

ここが末永く続きますようにと願いを込めて。

僕が訪れた際には、孫のイブラヒムもいた。ぼくと同じくらい。

フレンドリーなかれもまた、この場所でおじいさんの意志を自然と学んでいるとおもう。


みんなの平和への願いがいつか実りますように。
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イスラエルへんもあと2つ!!次は人種について。

今日も読んでいただいてありがとうございました。
読んでくれる人のこころになにか残せるように言葉を探します。
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