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言葉が通じなくてもきっとたくさんの笑顔を交換してくるんだろうな。
部屋に鍵はあるか、従業員は信頼できそうか、泊まっているひとはどんなひとか。
時には日本人をも疑う必要がある。
普通、よくわからない奴を自分の部屋には誘わないし、馴れ馴れしく話しかけはしない。
宿のスタッフと仲がよく、お願いしてくれたことなど。
むかしはもっと人間臭かったのかもしれないけど、いまではその凄みは過去に過ぎ去ってしまったのかとも思う。
まだまだタイは見えてこない。
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バンコク空港から友達になった3人はそれぞれの道を行く。
またどこかで会えることを期待しながら。
またどこかで会えることを期待しながら。
ひとりはパンガン島、明かりのないその島は月本来の明るさを気づかせてくれる有名なフルムーンパーティーへ。
女の子のふたり組はラオスの小学校へボランティア。
言葉が通じなくてもきっとたくさんの笑顔を交換してくるんだろうな。
"それぞれ目的がある。だから別れる"
目的もなくて、意味を見いだせなまま一緒にいるより、
ここで「別れる」ことのほうがきっと意味がある時もある。恋愛も同じだろうか。
ここで「別れる」ことのほうがきっと意味がある時もある。恋愛も同じだろうか。
そして、たくさんの旅人が再会の約束をする。日本で、他の国で。
その雰囲気がどうやら僕は好きらしい。ぼくもそういった関係を重ねていく旅人の仲間入りだ。
俺の部屋泊まらない?
目的の安宿の前。宿の前で椅子に座る日本人が声をかける。
宿の名はNOT2、日本人が多く泊まるゲストハウス。
宿の名はNOT2、日本人が多く泊まるゲストハウス。
「俺の部屋泊まらん?ダブルルームの片方空いとるけん。」
いきなりこれだ。旅の罠か幸運か。
宿選びで気にしていたのは3つ。
部屋に鍵はあるか、従業員は信頼できそうか、泊まっているひとはどんなひとか。
ここはその条件をどれほど満たしているだろうか。
時には日本人をも疑う必要がある。
普通、よくわからない奴を自分の部屋には誘わないし、馴れ馴れしく話しかけはしない。
やっぱりおかしい。
「・・・・・うん、じゃあここにする。」
悩む気持ちを振り払った。気持ちがそう判断したから。いや、もちろん理由もある。
彼と話していた違う方が悪い人には見えなかったし、自然体でいたこと。
宿のスタッフと仲がよく、お願いしてくれたことなど。
結果、ぼくは勝った。誰かという訳ではなく、その流れに。
そいつの名はハナ。ハナはとてもひとあたりのいい奴で、本当に気持ちのいい奴。
大事なバックパックとと大きすぎる警戒心を預けられたことで。
はじめは襲ってきそうに見えた建物もひとも、いまはカオサンの日常を生きている。
カオサンがタイではない。
カオサンに滞在して3日が過ぎた。
気持ちに余裕が出てくるに従って見えてくるものもまた変わってくる。
ぼくのカオサンロードの先入観はダークな印象に、
ひとを誘惑する魅力がいい意味でも悪い意味でもある場所と思っていた。
ひとを誘惑する魅力がいい意味でも悪い意味でもある場所と思っていた。
むかしはもっと人間臭かったのかもしれないけど、いまではその凄みは過去に過ぎ去ってしまったのかとも思う。
実際のカオサンロードはお土産屋が並ぶ、旅行者向けの観光地。
にぎやかな露天が並び、旅行者向けに高く売ろうとするものと、
安く買おうと値切る会話がそこら中にあふれている。
安く買おうと値切る会話がそこら中にあふれている。
"溢れるひと、もの"
あまり日本と変わらない。
カオサンはそういうところだ。いや、そういうところでしかない。
もちろん、カオサンがタイのすべてではないことを知ってはいた。
一方で、"タイにカオサンロードあり"と僕の中に強く刻まれていた。
どうやら強烈ななにかを期待しすぎていた自分がいたよう。
(ゴーゴーバーやニューハーフバーとかはすごいと聞くけど。。。)
(ゴーゴーバーやニューハーフバーとかはすごいと聞くけど。。。)
一度、ラオスには行くもののその後にはタイを異なる視点から見れるように、行動しよう。
なにか心に残せる表現ができていたでしょうか?
まだまだですね。努力します。
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