2012年9月25日火曜日

物語の登場人物のような。

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物語の登場人物のような。


僕らのトレッキングは無事に終わり、それぞれのゲストハウスの前で別れを迎える
思い返すとみんな個性があってまるでひとりひとりがどこかの冒険の物語の登場人物のようだったな。

トレッキングのメンバーを忘れないようにここに書き残す。
 

彼らはみんなベルギー人。

飛行機で会って、そこから一緒に行動しているらしい。

黄緑のタンクトップがサラ。

姉貴!って呼びたくなるくらいたくましくて、ハキハキしてて、それでいて気遣いもできる女性
もうひとりの女の人の名前は忘れちゃった。

サラとは対照的に比較的静かなんだけど、盛り上がる時は一緒で、そばかすがきれいな人。

男子はブロンドがジョネス。

短髪なのがエディーって書いた服きてたからエディー。

彼らは28歳くらいで、"沈黙"という大人の魅力を兼ね備えてた。

ガイドにいろいろ質問したりして、おかげで僕じゃ聞けなかったことも知ることができた。

久しぶりに自分の写っている写真使います。珍しくちゃんと目を開いているので。

僕とみほさんは置いておいて、一番後ろのガル。

彼女はイスラエル人らしく天真爛漫な性格の女性。

瞬きの数と同じくらい写真をとってたから、いつも最後尾。

はぐれてしまうのではないかと僕もかなり気を使って前と後ろの中間を保ってた。

歩いていると後ろから突然「JUN~~~~!!」と聞き慣れたはずの、

聞き慣れない"僕の名前"が聞こえて走って戻ると、ガルは眼鏡を落としていて

それをぼくが拾って助けた。

イスラエル人の友達がいる僕は親近感を感じ、仲良くなっていくに連れていつのまにか彼女の専属カメラマンにもなってたなあ。。。

そのカメラはいまどこかの川を魚と泳いでいるんだけどね。

イアル。

家族一緒にこのツアーに参加してて、彼らもまたイスラエル人。

兵役を終えてたくましい身体。

トレッキング中の家族共有の荷物は彼のでっかいバックの中。

遅れるパパを気遣って一緒のペースで歩いたり、優しいこころの持ち主。


イアルの両親。

漫画に出てきそうなパパと、訪ねたらいつでも優しく迎え入れてくれそうなママ。

ママがみんなのために買ってきくれていた果物、美味しかったな。

パパは生物学者らしく、僕が見つけた虫を子供みたいに興奮して説明してた。

太った身体で険しい道を登ったり下ったり。正直きつかったはず。

それでも顔に浮かべた汗を輝かせるくらい、いつも陽気で笑顔を見せてくれてた。



そして彼が、お調子者のガイド。悪い奴ではないけど、ただちょっと気遣いが足りないやつ。

「元気ですか?」「大丈夫ですか?」「ドラえもん!」

冗談行ったり、日本語で歌ったり。みほさんを切れ気味まで追い込んでた。


問題は1日目の途中から際立ってきた。

ガイドとして時間通りにスケジュールをこなしたい気持ちはわかるけど、

このグループには太ったパパ、写真撮るのが大好きなガルがいる。

距離が離れすぎて分かれ道で道がわからなくなり、はぐれてしまうこと。


ちょっと置いていかれるパパ。

「私は太っているからね。」そう言って笑うけど、ガルは先を急ぐことに不機嫌になる。

それを見てサラはガイドに「ガルを休ませてあげないと。。。。」といって、ガイドのお腹を軽くパンチ。

もちろん冗談まじりだけど、はっきりした物言いはかっこよかった。


ちょっとその後、ガイドの元気がなくなった。お仕置きタイム。

そこで僕が「大丈夫?元気?」と笑って大きな声で話しかけてみたら、彼もすぐ機嫌を戻して、僕の親の時代の歌であろう日本の歌を熱唱し始める。

こんな感じでバランスを取り合っていました。


トレッキングが終わった時に、サラがパパに優しく問いかけてた。

大変だったでしょう?辛くなかったですか?」と。

「いやあ、すごくたのしかったよ。」 最後までパパらしかった。



サラはいつでも絵になるような女性のかっこよさ。

トレッキングが終わった後もフェイスブックでメッセをくれます。

「忘れないでね、ベルギーにいつ来てもあなたを歓迎するわ。」


たくさん語り合えたわけではないけれど、このグループのみんなが作り出す雰囲気が大好きだった。



大きな身体に身を委ねて。


今でもちょっと信じられないけど、ゾウに乗りました。

トレッキングのツアーの中にゾウに乗る体験が含まれていたから。

僕は動物園があまり好きではなくてゾウをみても興奮もしないけど、

目の前にいるゾウに乗るとなると気持ちもドキドキしだす。

硬い皮膚、それでいて生きているものの皮膚。

足をかけるのを謝りながら飛び移る。

のそのそと急な道も頑張って登ったり、お腹がすいていたからか途中で、植物に近寄りすごいパワーで引っ張り上げてたべたり。

ものすごい量の植物がもぎ取られる音は凄まじく、穏やかな顔のゾウのちからを思い知らされた。


ガルの乗ったゾウは親子ゾウ。

ぴたっと寄り添う姿はとても愛嬌があって、ガルもゾウの子供に夢中。

坂道で足を取られて転んでしまった時は、みんなで応援した。


バナナを買って、ゾウにあげる。袋の音で気づくのか、鼻はいつの間にか僕らの目の前に。

一回あげると止まりません。おねだりをしてきて、鼻息を吹きかけられます。

みほさんは、ゾウにねだられるままにバナナを献上していました。



ゾウの宿舎で子ゾウにあげようとした時は、周りから3本の鼻がのびてきて息を吹きかけられた。

ちょっとだけゾウが嫌いになったけど、やっぱりかわいい。

ゾウに乗った後、ゾウのお土産品を見るたびに買いたくなったけど我慢。

 みほさんはゾウに取り付かれたようにゾウのポーチを買いあさってたけど。

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生きていれば、たくさんの人に出会います。

自分より頭のいい人、運動のできる人、魅力的な人。

でも、例えどんな人が自分の人生に登場しても

自分の人生の主役は自分以外にいません。

登場人物は他の人の人生の主役にはなれません。

でも、それを忘れている人はたくさんいて

他人を自分の人生の主役に仕立て上げる人がたくさんいます。

それはどこか逃げているんじゃないでしょうか。

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