2012年9月6日木曜日

欠けたもの、気づけたもの。

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欠けたもの。


  自分勝手に6ヶ月の世界一周を決め、遠距離恋愛になるのは決まっていました。
それでも、僕はやはり自分のために"彼女"が欲しかったようです。
なぜかと言われたら、恥ずかしい理由しか思い浮かびません。

"世界一周しながら彼女を大切にする" 
"海外から手紙を何通も送るよ"

自分は遠距離恋愛なんてされたら辛くて我慢できそうにないのに、どこからきたとも言えない自信を胸にそう建前を言いました。

"彼女がいない状態で、世界一周をする"

その時に思い知らされたの本当の気持ちは、

"寂しい"

ただそれだけでした。自分の弱さを隠していただけでした。
"待ってくれている人がいる"という安心感が欲しかったんですね。僕の気持ちは。



気づけたもの。


そんななかで僕の旅立ちの背中を押してくれたのは、友達と家族でした。
「足りないものはある?」
心配性の姉と母はいろいろと気遣ってくれ、口数の多い方ではない父はやさしく背中を押してくれました。
「とりあえず、帰ってこいよ!」
「成長して帰ってくるの期待してるよ!」
友達は応援し、僕のこころを元気づけてくれました。

恵まれた環境にいる、それは人生の宝物です。

僕は仲のいい友達の言葉から自分のことを知ることがあります。
自分自身では見えない自分を、友達が好きになってくれて伝えてくれる。
「あなたはこういうひとだよね。だからこうしすぎないでね。」
「あなたのここがすきだよ。」
僕はそれを聞いたとき、この人は本当に大切にしたいと思えます。
この人のためなら喜んで力になりたいし、どこへ行ってもつながっていたいです。

僕の好きな友情のお話があります。

−ある綱渡り師がいました。たくさんの観衆とひとりの親友に囲まれて、これから想像もつかない高さで綱渡りをします。「私が綱を渡りきれると信じますか?」綱渡り師は観衆に自分がこの綱を渡りきれるかを問います。観衆は拍手で応えます。綱渡り師が綱を渡り終えると、また観衆に問いかけます。「私が後ろ歩きで綱を渡りきると信じますか?」また観衆は拍手で応えます。観衆は綱渡り師を信じているつもりでした。「彼ならどんな綱も渡れるさ。」人々はそう口にします。そこで綱渡り師が問います。「私におぶられて綱を渡ってくれる人はいますか。」先ほどまで騒いでいた観衆は静まりました。沈黙の後、ゆっくりと進み出たのは、綱渡り師の親友です。綱渡り師は親友をおぶって綱を渡りきりました。ー

出会った友達、これから出会う友達。
大切にしたいと思う友達はこころから信じられるように、疑わない強さがぼくは欲しいです。



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