2012年12月12日水曜日

世界に仕掛けた僕の旅の楽しみのカケラ。


訪れていただいてありがとうございます。

僕の旅エントリーのおすすめです。新しいラベル設定もしました。
僕の個人的なトラベルハックです。ぜひ、読んでみてください。

〜個人的旅ハック〜
旅で英語が出来なくてもいいですか?—ダメです。  世界一周ブログ注目記事3位、旅×英語の僕の意見。
あなたは旅にどんな本を持っていく?  小説?マンガ?図鑑?ビジネス本?自己啓発?僕は童話です。
日本人宿は好きですか嫌いですか?   海外で日本人が集まる。。。どう感じますか?
世界一周ブログランキングとの付き合い方。 旅人ブロガーにとってランキングって何?

〜風景〜
また会いたくなるところ。   チェンマイにある日本人の知らないダムに浮いたゲストハウスの記事。
一生一度の沐浴。       インド人と並んでガンガーに浸かる。一生に一度の経験。
瞑想のその先に。       インド、ジョードプルで瞑想に挑戦してみたときの場所が絶景。

気球に乗ってどこまでも。   カッパドキアでのバルーンフライト、圧倒的な渓谷の景色。
イスラム世界は遠いのか?   ここまでの旅で出会った、イスラムの多様性ある世界とその芸術。


〜想い〜

欠けたもの、気づけたもの。  いざ世界一周に出て知った自分の弱さや本当に求めていたもの。
愛はいつも行動の中にある。  昔の恋愛で見えなかったことがすこしづつ見えてきた時。
インドなんて嫌いだよ。    だれがこんな国をすきになる?。。。。。でも、僕は嫌いになれなかった。
夢を見つけた時。       人は夢を探してるのに、本当に見つけたらどんな気持ちになるかな。ぼくは。。。

沈没しちゃえよ、海外で。   日本に沈没してる人っていっぱいいるよね。本質はなんだろう?
偶然の出逢いだけが素敵じゃない。 日本で出逢い、イスラエルの友達との再会。
アジアにありがとう、ヨーロッパによろしく。 ヨーロッパに入る前に、アジアにたくさんの感謝を。


終わりそうになった僕のブログ。
一度、僕のブログは止まった。そのまま終わろうかと思った。

ある世界一周者のブログの文章。 

僕が世界一周ブログを書くにあたって考え方を参考にしたブログ。
僕のブログが終わる時、僕自身がこんな人間になっていたいし、読む人にもその考えが伝わるように。 

あの日、前の恋人とした約束。
自分の夢はきっと"自分の大切にしてきたこと、大切にしたいこと"を心で知って、
それにそって丁寧に生きることでしか見えて来ない。僕にとってそれは大切な人を大切にすることだった。

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その日は、素敵な出逢いの重なった日になった。

ホステル・モステルで日本語で挨拶してくる外国の人たちがいるなと思っていたら、

日本語を勉強しているマケドニアのひとたちだった。

朝食を同席して、彼らの好きなアニメの話で盛り上がり、一枚の写真をツイート。

反応はすぐにあった。僕の大学の友達から。

「一緒にいる髪の長い女性って、クリスティーナじゃない?」


"世界ってせまい。"


その話で僕と彼らは盛り上がり、一気に気持ちが近づいた。


左から髪の毛を編み込むこと7年半経つクリスティーナ。

落ち着いた大人の雰囲気のアーティスト、シモン。その彼女で、英語の先生をやっているゾリア。

ワンピース好きないけめんダミアンに、エヴァンゲリオンの綾波零好きなアレック。

たぶん、世界同時に行われる日本語能力テストみたいなのを受験するためにわざわざブルガリアまで来たらしい。

僕は少しの間だけ、日本語の教師になる。なんせ彼らには日本語を教えてくれる先生がいないんだから。

夜中の3時まで日本語を勉強するし、日本の文化を熱く語ってくれるし、アニメも本当に好きだし。

やばい。。。日本の好きさが伝わってきて、僕も寝れなかった。眠くならなかった。

日本人が当たり前に使いわける言葉って説明が難しいし、奥深い。

しかも、彼らは日本語を英語を通してブルガリア語の感覚に落とし込むんだからね。


そんな彼らの姿は、ただ見てるだけで、嬉しかった。

ブルガリ正教会のアレクサンドル・ネフスキー大聖堂。

彼らと一緒にソフィア市内の無料ボランティアツアーに参加する。

2時間ほどでまわれてしまうソフィアは確かに見所の少ない街かもしれない。

そう思いはするもこの市内ツアーに参加してよかった。

写真右に見える日本人の方、この方はとある大手の社長補佐を務めてる方。

少ししかお話しする時間はなかったけど、貴重な経験で良い出逢いだった。

そしてガイドを務めてくれたお姉さん。

笑顔が絶えなくて、本当にソフィアを好きというのが伝わってくる。

本当に気持ちのいいツアーだった。



「お昼は日本食レストランに行きたいんだ。」

「僕らに何が美味しいか、何が本当の日本食かを教えてくれ!」

そんなことを言われてしまったら僕も行くしかなくなっちゃうよね。




まさかの日本酒も。

安い大したことない日本酒を飲んだら、また日本が恋しくなった。

「日本に来たら、本当の日本酒を飲ませてあげるからね!」なんて強がったり。

ソフィアのめちゃくちゃお洒落なアパートメントバー。日本人は知らないよきっと。

彼らと週末をずっと一緒に過ごした。おかげで見えてくるものもまた色を変えた。

彼らと一緒じゃないと知ることの出来なかった話、場所。



テスト終えた後のみんなの顔は笑顔をみて安心した。

「あれ、間違っちゃった!」 「あの問題の答え何だったの?」

そんな会話で盛り上がって最後のごはんも済ます。

たった3日しか一緒にいなかったのに一緒にいるのが自然になってた。

マケドニアに行く予定はなかったけども、本当に行きたくなった。


僕が日本からわざわざ重い思いしてまで持ってきたお洒落な日本の観光庁ボールペンとバッジと5円玉。

旅先で出会った優しくしてくれた人たちに少しずつ手渡してきたもの。

インドやタイではトゥクトゥクの運転手にもたくさんあげた。

「優しくしてくれてありがとう。商売の手助けに使って。これからも日本人をだまさないにお願いね?」

感謝のお礼とほんのちょっと笑顔でプレッシャーをかけてプレゼントした。

このバッジや、5円玉を見たら信用してみてください。もしかしたら僕が優しくしてもらったひとかも。

そのあげた人たちには僕という存在を通して、日本を好きになってもらいたかった。

それにここに書いたことで、誰かがバッジを見つけて、信用して、乗って、優しくされた経験のある人が

いつか僕の前に現れたらそんな嬉しいことはないかなって。



イタズラみたいなちょっとした僕の旅の楽しみのカケラ。

世界にちりばめてきたよ。



ボールペンは彼らにあげるのでちょうどなくなってしまった。

まさに彼らと出会って、もらわれる為にここまで残っていたかのように。

「本当に日本を好きでいてくれる彼らが最後でよかった。」そう思う。

「マケドニアに来なさい!私たちはいつでもあなたを歓迎するわ。」

「僕は君たちが日本に来るって信じてるよ。待ってるね!」

マケドニアには行ってないのに、"帰りたい国"になっちゃった。

待ってくれてる友達がいるんだもの。



"日本を好いてくれてる人たちが世界中にいること" 

これって日本の大きな資産だし、価値だと思う。

大震災のとき、こぞって手を差し伸べてくれた諸外国の国から小さな共同体まで。

それは利益の共有とか損得で機械的に返された恩や感情ではなくて、感謝の気持ちがあったはず。

日本はそれだけの立場であるんだきっと今もまだ。

そしてもっともっとその資産を増やしていけるようにあるべきだし、

どの国からも好かれてる分、客観的な立場からしっかりものを言える国になってほしい。

いや、そういう国にしたい。

僕が"政治家"になりたい理由はこんなところです。

なれなくても、この考えは自分の中で実行し続けます。


良い出逢いだった!

日本のみなさん、選挙投票してくださいね!
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今日も読んでいただいてありがとうございました。
読んでくれる人のこころになにか残せるように言葉を探します。
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帰国したら会えたりできる関係も作ることがひとつの夢です。




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