2012年10月2日火曜日

時間と僕。

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時間と僕。

歳を重ねるにつれて、僕の周りを取り囲む世界の時間はだんだん早くなっていった。。。



まだ部活にも入部してない頃、時が進むことを時間と知らなかった頃、

『時間』はぜんぶ僕のものでいつでも一緒にいてくれる『友達』だった。

でもその『友達』も大きくなるにしたがってなにか変わってしまった。

ある時までは僕に自由に使わせてくれていたのに、

いつからか「こっちにおいで!」と僕をせかすようになった。

僕はよくわからないまま一緒に駆け出した。

あんなになかよかった『友達』に僕はいつしか引っ張られてばかりになってしまった。

競争になってしまっていた。

取り残されないように必死に追いかける僕。

『友達』は僕の前を進むのに悲しそうな、気持ちの晴れない顔をしている。

それはまるでなにか違うことを訴えたり、心配していたりするような表情。

それでも必死に頑張って『友達』に追いつけた時は、優しい笑顔を見せてくれる。



『友達』と競争している時に、気づけば横におんなじ早さで競争する人や違う早さで競争
している人、

すごい速さで競争してる人たちとの出会いもあった。

それぞれの『友達』との付き合い方を教えてもらうと、

いまよりちょっとうまく競争できるようになったりする。



でもある時思ったんだけど、本当は"時間"っていう『友達』は僕とは競争するつもりなんてないんじゃないかな。


ただ僕を引っ張る理由は"限られた生きる時間"の中でもっとほかの何かに出会わせようとしてるからなんじゃないかな。

だから『友達』は僕をいろんなとこに連れてってくれる。いままで連れてきてくれた。

それでもちょっと僕が苦しいのは『友達』のせいではなくて、"社会"っていう別の『友達』のせいみたい。

彼もいいところはたくさんあるんだけど。

連れて行ってくれる行先はきっとさきに他の誰かの時間と相談して決めてるのかな。

きっとぼくのために、だれかのために。

僕と『友達』のゴールは"また並んで進むこと"みたいです。




"モモ"が教えてくれた"時間"。

僕の"旅"に持ってきた3冊の本の1冊に"モモ"というミヒャエル・エンデ作の有名な童話があります。

ちいさな女の子が人間から"時間"を盗んで生きる"時間泥棒"と戦って、

『人生というひとりひとりの大切な時間』と『人間らしい時間との付き合い方』を取り戻してくれるというお話。

この1ヶ月、主にバスなどの移動時間にしか読めませんでしたが、

読めるときは食い入るように時間を忘れて読んでいました。

おかげで移動時間大好きです。



"時間を短縮するために作られたものたちによって時間に余裕を生むはずだったのに現実はまるっきり違った。時間節約が社会の流れになるともう、余暇さえも無駄なく使われるようになってしまった。"



洗濯機が造られて洗濯する時間が減った。

交通機関が発達してあっという間に違う国にも行けるようになった。

昔は川まで行き手で洗って洗濯していたのに、

航海には命と長い時間をかけていたのに。




今の社会は昔と比べて生んだ余裕を"余裕"と感じさせてはくれない。

あっという間にその"余裕"にやることが入り、また次の時間節約を僕たちに突きつける。


"モモ"の本に登場する、時間泥棒はそこに存在します。


"時間をケチケチすることで、本当は別の何かをケチケチしていることには誰も気づきません。日ごとに画一的になり、冷たくなっていることを認めようとしません。"


"時間をケチケチすること""計画的に時間を使うこと"はもちろん違います。

その違いの理由のひとつには"心に余裕があるかないか"と言われて素直に認められるでしょうか。


気持ちがいらだって、急いでも頑張っても時間に余裕が出来ないときは、もしかしたら“時間泥棒"があなたの時間を盗んでいるかもしれませんね。




今日も読んでいただいてありがとうございました。
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