2012年10月27日土曜日

辛さがあるからこそ。

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バラナシの後から軽く続いていただるさに、アグラから発熱が加わった。

体長が次第に悪化していく。。。



アムリトサル2日目、夜中に目を覚ますと急激な"腹痛と吐き気"に襲われた。

屋台で買った食事が当たったのだろう。

朝までトイレと部屋の行き来が続く。

日が昇っても腹痛が定期的にやってくる。

毒素を出し切るためには水分をとり続けることが重要になるらしい。

すでに旅を終えた旅人からいただいたポカリが僕を救ってくれた。

腹痛がおさまると39度を超える発熱が残る。

それでも、せっかく楽しみにしていたシーク教の聖地ゴールデンテンプルには苦しみながら足を運んだ。

人にぶつかられたら倒れてしまいそうな、それくらいふらふらだった。


次の日の朝早く、ジョードプルに向けて出発する。

駅でインド人に話しかけられるも軽くあしらってしまう。

そんな自分が嫌いだったが、顔があがらない。

電車の中に席を探すと、インド人家族に囲まれた一席に辿り着いた。

よそ者の僕を好奇の目で見て、片言の英語で話しかけてきてくれる。

僕はできる限りの笑顔を作ってその好意に答えた。

会話が終わると、頭痛にうずく頭を抱える。

僕は"インド人の問いかけには全部答えよう"と決めていた。

ハローしか言ってこないインド人にも、ウインクしてくるインド人にも

すべて小さな笑顔か手を振って返事をしてきた。

冷たくあしらうことはしたくなかった。

自分のこころもどんどん冷たくなってしまう気がするから。

誰が見ているかわからない、誰にどんな印象を与えるかわからない。

僕は、僕と関わった外国人には僕を、日本人を好きになってもらいたい。


体調を悪そうにしていた僕をインド人の家族のおばあちゃんが気遣って、

僕に眠るように席を空けてくれた。


「ありがとう、熱があるんだ。」と伝えるとちゃんと心配してくれる。

「なんだかぼくもこの家族の一員みたい。」そんなふうに思えて笑う。

僕はそこから18時間、最悪の体長の電車旅をひたすら寝て過ごした。

アグラ、アムリトサルではひとりでの旅。


体長が悪い間、部屋で天井を眺める時間が多かった。


その時の孤独感はなかなかだった。

世界は僕がいなくたって関係なくまわり続けるんだから。


"どこにでも自由に歩いていける。僕は自由だ。。。。でもその自由はほろ苦かった。"

世界一周は楽しい。でも楽なわけではない。

日本にいるときのほうがはるかに楽だ。安心だ。

日本の社会の流れにもいまは感謝する僕がいる。

旅は自分の決断の中にあるから、自己責任である。

日本の社会のルールなんてみじんも邪魔をしない。

最高に自由におもえ、最高に孤独にもおもえた。

強盗に遭う、詐欺にあう、災害に遭う、病気になる。

そんな時、ひろがった世界がさらに僕を孤独にするだろう。

でもそれが世界一周だった、旅だった。

アクシデントは想像の枠の外に旅人を連れて行く。

計算のできない世界の、辛さも嬉しさもそのこころに届けてくれる。

じゃあ、この辛さは将来何のために役立つだろう。

なにを好きにこんなところで孤独に苛まれているんだろう。

答えは、人と違う選択をする辛さを知って、耐えることを知ることかな。

旅を終えて次のステップを踏み出す時にきっと見える景色があるはず。


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そして告知になります。
僕が以前お世話になっていた学生団体世界市が国際フェスを現在日本で行っています。
僕の海外への扉を開いてもらったきっかけでした。
世界に興味はある人はもちろん、ない人は特に。
さいたま新都心国際けやき広場にて27,28日と開催されています!
ぜひ足を運んでみてください。ホームページを見るだけでも面白いです。

2012 国際フェス 第5回世界市


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